オール電化の住宅・ガス利用の住宅 どちらがいい？

「オール電化の住宅」と「ガス利用の住宅」について正直なところ、どちらが良い、とは一概に言い切れません。お住まいの地域、家族構成などによっても変わってきます。参考として、それぞれのメリット・デメリットとして主なものは、次の通りです。

■オール電化

「メリット」

・基本料金を一元化できる

・火事になりにくい、ガス漏れの心配がない

・火を使わないため、二酸化炭素の発生を抑えられる

・コンロの掃除がしやすい

・太陽光発電システムと併用すれば、電気料金を軽減できる

「デメリット」

・火を使わないため、嗜好によっては調理に満足できない場合がある

・貯湯タンクが大きくスペースを取ってしまう

・お湯を使いすぎると湯量不足が生じる

・停電時に何もできなくなる

・電磁波の影響について解明されておらず、安全とも危険ともいえない

 

■ガス

「メリット」

・火力が強く、調理の幅が広い。調理器具の選択肢も広い

・停電時にもコンロが使える

・お湯を瞬時に沸かすことができる

・省スペースで、電磁波の心配もない

「デメリット」

・火傷や火災の危険がある

・ガス漏れの危険がある

・掃除が大変、換気をしっかり行う必要がある

・二酸化炭素を多く排出する

 

使われる方の好みや家族構成、生活スタイル等によって、それぞれの良し悪しは分かれると思います。

色々比較検討しながら、ご家庭の生活スタイルに合ったものを選ばれると良いのではないでしょうか。